日本酒&ワイン Tasting Note

日本酒&ワインの旨味を地酒専門店の見習が語るブログ

上喜元 雄町 生もと 純吟 中取り(山形県)

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【基本情報】

■詳細:上喜元 雄町 生もと 純吟 中取り
■原料米:雄町
精米歩合:50%
■アルコール度:16度
■蔵元:酒田酒造

【香り】

▶強さ:やや中程度

▶複雑さ:やや複雑

▶コメント:メロン香を基本としながらほのかに乳酸の香り。

 

【味わい】

▶アタック:弱い

▶濃淡:濃厚

▶フレーバー(含み香):弱い

▶余韻:かろやか

▶コメント

生もとらしくない、さっぱりとした味わい。香りは、メロンを基本として いやらしくなくやわらかに乳酸香が漂う。 口に含むと旨味と甘味が同時に優しく口の中を転がる。 その後フレッシュでジューシーな果実味と乳酸味とほどよい酸が口を覆いながら消えていく。 最後の余韻は、酸がほのかに残るやわらなかテイストのお酒。 山形にちなんで、牛肉の刺し身や牛肉の時雨煮がこの酒のほのかな乳酸味にマッチングしそうだ。 あと、このお酒はキンキンに冷やして飲むよりかは常温や冷蔵庫から出して 5分くらいした少し冷えているくらいがちょうどいい。 冷えすぎていると酒の硬さや生もと特有の乳酸味が立ってしまうから。

ラベルもとっても可愛く、やわらかな雰囲気を表したラベルになっている。